秋〜春の日帰り登山で使用しているアンダーウェアー構成を紹介させていただこうと思います。
夏場はもうちょっと薄着になるので、秋〜春のアンダーウェアーになっています。
日帰り登山であっても注意しないといけないのは低体温症です。他にもありますが、登山の低体温症は油断すると誰でもなってしまいます。
登山は結構汗をかきます。その汗が冷えて低体温症を発症してしまうのが、よくあるケースです。
低体温症まで行かなくても、寒く辛い登山は嫌ですよね。
そこで、体が冷えないためにも登山着のアンダーウェアーはとても重要です。基本は、汗をすぐに吸って乾かすことです。
基本は常にレイヤード構成
登山服の基本構成はレイヤードです。私の場合はアンダーウェアーもレイヤードで構成します。
肌着に近い服は保温性と速乾性、だんだん外側に行くにつれて、より速乾性が高い服を重ねます。
レイヤード構成についてはこちらをご覧ください。
アンダーウェアーは3枚で構成

一番重視する機能は吸汗速乾性です。私は吸汗速乾性の高い服を3枚重ね着しています。
なぜ3枚かというと、体温調節をするのに、ちょうどよいミドルウェアを持っていない為です。
汗をかくのでミドルウェアは撥水性と通気性が良いものと、保温性の良いものの2種類があるといいのですが、保温性のあるミドルウェアしか持っていません。
そのため、アンダーウェアーを3枚重ね着して最低限の保温性を維持しています。
実際、登山開始10分くらいでミドルウェアー、アウターウェアーは脱いでアンダーウェアー3枚だけになり、このまま山頂まで登り切ります。
一番下はモンベルのジオライン

一番下はモンベルのジオラインを着ています。吸汗速乾性にすぐれた素材を使用し、肌触りも優しく着心地もいいです。防臭効果もあるみたいですが、個人的には登山後は臭っています・・・
モンベル公式HPには保温性、速乾性、脱臭性をうたっています。使用した感想としては保温性も速乾性もあり着心地はとても良いです。夏でも冬でも着れます。
ジオラインはラインナップが豊富で長袖やタイツ、女性用のタンクトップ、トランクスなどなど。
日帰り登山なら半袖があれば大丈夫だと思います。
真ん中はノースフェイスのロンT

モンベルのジオラインの次に着るのはノースフェイスのロンTです。これも吸汗速乾性に優れています。
8年くらい前に購入したので現在は同じものは販売されていませんが、リニューアルしてもっと品質が向上して販売されています。
表面に速乾性の素材を使い、汗を外に外に逃す作りになっているようです。汗冷え対策にとても有効です。
一番外はノースフェイスのTシャツ

一番外にはノースフェイスの小洒落たTシャツを着ています。素材はポリエステル100%です。
ポリエステルは速乾性に優れた素材です。一番外の服は保温性などはいらないので、内側から発出された汗をとにかく外に外に出す必要があります。
そのため、アンダーウェアーを重ね着する場合は外側にはポリエステル100%素材を着ています。
アンダーウェアー完成系

上記の3枚を重ねてアンダーウェアーを構成しています。
ポイントは肌に直接触れるTシャツは保温性と速乾性、次に着るシャツは中ではなく外に水分を発出する性能、外側は保温性や着心地は無視して速乾性だけを追求したシャツにしています。
内側から外側へ汗を出す構造にすることに重点を置いています。
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