封筒型のシュラフは小さい子供と添い寝ができるので安心のキャンプ泊ができる

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添い寝が必要な小さいお子さんと一緒にファミリーキャンプに行く時、どんなシュラフを用意すればいいか悩みませんか?

シュラフといえば筒状の羽毛に包まれるイメージあると思います。ですが、これで添い寝はできるのか?大人1人がやっと入れる形状の中に子供と一緒に添い寝はできるのか?

わが家も小さい子供がいまして、キャンプ添い寝問題について試行錯誤をしてきました。

添い寝が必要な小さいお子様と一緒に、ファミリーキャンプに行く場合の対策と、必要なものについて私の体験とともにお伝えできればと思います!

封筒型シュラフ2枚と電気毛布があればオールシーズンOK

早速、結論からお伝えさせていただきますと、見出しの通り封筒型シュラフを2枚と電気毛布があればオールシーズン対応できます!冬でも大丈夫!
ただここだけ切り取られると語弊があると思うのでもう少々お付き合いください。

まず封筒型シュラフというのはこういうやつです。

電気毛布は安いのがあるので、こんなので大丈夫です。サイズがシングル用とダブル用があるので、添い寝するならダブル用になるかと思います。お間違えなく〜安くて品質高い安心の山善さん!

封筒型とマミー型について

本編から少し話しがそれますが封筒型シュラフとマミー型シュラフについてお話しさせてください。
もう知ってるよ〜っという方はスキップしていただいて大丈夫です。

シュラフの形には封筒型とマミー型という形状があります。
見た目と名前が一致しているのでわかりやすいと思います。
大きな違いとしてはマミー型の方が首や頭もすっぽり覆い被し、表面には顔しか出さない形になっています。なので首元の隙間から冷気が入りにくくシュラフ内を暖かい状態のまま維持できます。

こちらがマミー型です。首元まですっぽり覆われているのがわかるかと思います。

一方封筒型は首元が空いているので肩の隙間から空気が入りやすくなってしまいます。マミー型と比べると保温性に劣ります。
そういう構造なので仕方ないものだと思ってください。

マミー型のシュラフの方が保温性が高いので性能で選ぶならマミー型を用意する方がいいです。
特に今は、安いマミー型シュラフがいっぱいありますしね。お金に余裕があればNANGAのオーロラが鉄板で間違いないやつです。

お高いけど、見た目も性能も収納性も非常に高い!温かさの指標となる600DXを買っておけば大丈夫かと思います。めっちゃカッコよくないですか?

じゃ、封筒型のシュラフいらないじゃんってなるかと言えばそうではありません。
もちろん封筒型のシュラフにもメリットはあります。

封筒型シュラフの真骨頂は広げること

封筒型シュラフの最大の利点は広げて使えることです。
シュラフの縁にファスナーがついているので、全部解放すると一枚の掛け布団になります。

このジッパーを全部解放すると一枚のかけ布団になります

上の画像が1枚のシュラフです。この封筒の中に入るのが普通の使い方ですが、これを広げて使用します。

もうお気づきかと思いますが、封筒型のシュラフを掛け布団にする事で、自宅で添い寝するかの如く過ごすことができるのです!

掛け布団みたいに使えるのめっちゃ良くないですか?マミー型って足を広げて大の字になれないのが窮屈に感じる人もいると思います。
封筒型は自由度がとても高いのです。

通年使うにはレイアリングが必要

封筒型のシュラフの多くは最低使用温度が5℃くらいに設定されています。質にもよりますが一般的に売っているものはそれくらいです。コールマンとかロゴス、DODなどなど。
夏ならそれで大丈夫なんですが、そ以外の季節はちょっと心配ですね。

そこで登場するのが封筒型シュラフの2枚重ねです。1枚で寒かったら2枚にすればいいじゃない!とてもシンプルな解決方法!

シュラフ2枚と電気毛布を敷くスタイル

わが家の就寝スタイルです。一番下に電気毛布を敷いて(後述)シュラフを2枚重ねています。
コールマンのシュラフの上にDODのウサクッションシュラフを重ねています。
この構成で真冬でも朝まで快眠、間違いなし!!

キャンプの気温は読めないことが多いんですよ…季節もありますが標高も関係しますし、テントの構造でも変わってきます。思ってた気温と違うってことはキャンプあるある。
なので夏以外はシュラフを2枚持っていくことをお勧めします。

その時の状況によって1枚にしたり2枚にしたり、重ねたり重ねなかったり…こういうのをレイアリングといいます。
アウトドアでは、微調整できるようにレイアリングができる構成をとることがとても重要です。

服もレイアリングが大事、シュラフもレイアリングが大事なわけです。

冬の子連れキャンプは絶対に電気毛布が欲しい

封筒型のシュラフを重ねることで温度調整するってお伝えしました。真冬のキャンプなら3枚のシュラフを重ねるのか?というと、これはお勧めしていません。
なぜなら、三重にかさね合わせたシュラフが100%ズレるからです!封筒型シュラフ3枚を重ねた状態で寝返りをうつと1番上のシュラフはめっちゃズレます!
またこれを元の位置に戻すのもめんどくさい…
小さいお子さんの寝相ってハンパなく動きませんか?シュラフがズレて寒くて起きて、夜な夜なシュラフの位置を微調整する。めっちゃ嫌ですよね。
なので重ねるのは2枚が限界だと思っています。

そこで登場するのが電気毛布です。
いやいや、電気毛布とシュラフ2枚で掛け3枚やないかい!とお思いかもしれませんが、そうではありません。
電気毛布は下に敷きます。下なんです。
なぜ下に敷くかというと、先ほどお話しした、重ねすぎると子供の寝相悪すぎて掛け布団どっか行くからです笑
下に敷いといたら電気毛布は朝まで同じ位置にいてくれます。

下からは電気毛布が温めて、上には封筒型シュラフ2枚が熱を逃さず保温してくれる。
寝返りうってシュラフがズレても比較的楽に直すことができる。
この構成は本当に強いですね!めっちゃ安定します。

どんな電気毛布がいいのか?

わが家で使っている電気毛布を紹介しておきます。
いろんなスペックの電気毛布がありますが1番安いので大丈夫です◎なぜなら使用する時は1番低い設定温度でしか使わないからです。
電気毛布って想像の3倍は暖かいです。
1番暑いのに設定すると暑すぎて逆に寝れなくなります。

なので低スペックの安い電気毛布で大丈夫です。
洗えるモデルとかありますが壊れるという噂なのでやめた方がいいですね笑
私は怖くて丸洗いしていません。天日干しとファブリーズでなんとかしています!

封筒型シュラフを広げると地面からの冷気はどうするのか?

シュラフって背中側とお腹側の両方がまるっと布団で包まれてますよね。
でも封筒型シュラフを広げて使った場合、背中側が包まれないことで「背中側が冷えないか?」と気になる方もいらっしゃると思います。地面からの冷気ってめちゃめちゃ冷たいんですよ。

その問題はインフレーターマットが解決してくれます。厚みも関係しますが3cm以上のインフレータマットなら大丈夫です。中のウレタンクッションと空気が冷気を遮断してくれます。

ただ、これだけは言わせてください!薄くても冷気を遮断してくれますが、インフレーターマットにおいて、厚みは正義です!これは間違いありません!!

私は初めに3cmの厚みのインフレーターマットを購入した後に、5cm→10cmと徐々に分厚くなっていきました。
現在はコールマンの10cmのインフレータマットを使用しております。地面からの冷気を感じたことがないのはもちろん、寝心地が雲泥の差で良いです!初めて10cmのインフレーターマットを使った時は感動しすぎて寝れないくらいです(嘘です)

わが家で愛用しているダブルサイズのインフレータマット(なんかシミついてる・・・汚くてすみません・・・)

妻も息子も同じ10cmのインフレーターマットを使用していますが朝までぐっすりです。

昔はコールマンしか10cmのインフレーターマットは出てなかったんですが最近はWAQとか、お値段控えめのがあるのでおすすめです。

コールマンのインフレータマットについて書いた記事がこちらです。

以上、参考になったら嬉しいです。

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