我が家のシュラフはコールマンのアドベンチャースリーピングバッグ

ギア

我が家のシュラフはコールマンのアドベンチャースリーピングバッグシリーズの、足元部分がフリース素材になっているフリースフットアドベンチャースリーピングバッグ/C5です。
封筒型のシュラフでコスパがとても良くおすすめなので紹介したいと思います。

シュラフ選びの最低限の基礎知識

シュラフを選ぶにあたって必要最低限の知識を書こうと思います。最低限の基礎知識なので知っている方は読み飛ばしても大丈夫です。

シュラフを大きく分類すると封筒型、マミー型、その他(人型とか卵型とか)の3つがあります。その他の分類がとてもざっくりしすぎですがバラエティーに富んだものもあるので、その他で丸めさせていただきました。多くの方は封筒型かマミー型で悩まれると思います。

封筒型(レクタングラー型)

封筒型は文字通り便箋みたいな形をしていて四角い長方形です。シュラフの片辺にジップが付いていて、全開にすると1枚の布団みたいに広げることができます。
さらに布団みたいに広がった1枚のシュラフを2枚用意すると連結することができます。連結すると1つの大きなシュラフが出来上がります。

1枚だとシングルサイズ、2枚使ってつなげるとダブルサイズってイメージです。実際はベッドのシングル、ダブルより横幅は狭いです。

1つの大きなシュラフにできることから小さなお子さんがいるファミリーでのキャンプはこの封筒型が選ばれることが多いです。我が家が購入したアドベンチャースリーピングバッグも封筒型で2個連結して使っています。

1つでも使えるし、2つ繋げても使える汎用性の高い封筒型のシュラフですが欠点もあります。それはシュラフと体の密着度が低く保温性が低い点です。首もとや、2枚のシュラフをジップで連結している部分から冷気が入ってくることがあります。
冬のキャンプでの使用は封筒型のシュラフだけではなく、さらに家にある毛布やホットカーペットなどを併用することになりそうです。
もちろん、性能のいいのもありますが値段は一気にあがります。

マミー型

頭から足元まですっぽり収まるマミー型は封筒型と違って密封度が高く保温性が高いです。封筒型のようにつなげて大きくしたりはできません。1人用です。
ファミリーキャンプというよりもソロキャンプや冬などの寒冷地でのキャンプで使う方が多いかと思います。
収納する時はかなりコンパクトになるので、荷物の持ち運びに制限があるツーリングなどでも多いです。

その他のシュラフ

他にもいろんなシュラフがあります。密着性が封筒型とマミー型の中間あたりにある卵型。文字通り卵みたいな楕円形をしています。封筒型のゆったりな寝心地とマミー型の密着性を併せ持ったシュラフです。
その他には人型というのもあります。着る布団というのがありますが、これはシュラフ版です。人の形をしているシュラフですね。人の形をしているので、そのまま歩いたりすることもできます。どこでも寝ることができそうですね(笑)

快適温度と限界(使用可能)温度について

シュラフには快適温度と限界温度の2つが表記されています。これがシュラフを選ぶのに大事な要素になっています。
快適温度とは暖かくぐっすり眠れる温度を意味します。例えば快適温度が5℃と表記されていたら5℃の気温まで快適に暖かく寝れますってことを意味しています。
限界(使用可能)温度とは凍死することはない温度を意味しています。めちゃくちゃ寒くても死にはしませんというイメージです。当然寝れません。
なのでシュラフを選ぶときは快適温度を参考に選ぶことになります。限界温度は表記がない場合もありますが、快適温度が書いてないことはあまりないです。表記されてなかったら怖くて買えないですね・・・

高原でのキャンプは思っているより気温が下がるので余裕を持って、欲しい温度より快適温度が2~3℃低いシュラフを買うと安心かもしれません。夜寒くて寝れないのは本当に辛いですよね。

アドベンチャースリーピングバッグを選んだ理由

コットにシュラフを乗せました

我が家のキャンプスタイルは春と夏はファミリーキャンプ、秋と冬は私1人でのソロキャンプというスタイルです。それに合わせて子供がまだ3歳といこともあり購入するシュラフは封筒型シュラフ1択でした。
高原のファミキャンで寒さが心配な場合は家の毛布を持って行こうかと考えてます。秋冬のソロキャンは快適温度より低い温度でも封筒型を2重にしてしのぎます。

快適温度が低ければ低いほどシュラフはいいのですが、それとともに値段は上がっていきます。この快適温度と値段のバランスで一番パフォーマンスがよかったのがコールマンのアドベンチャースリーピングバッグシリーズでした。
1つ入りのタイプと2つ入りのタイプがあるのですが、1つ入りを2個購入するより2つ入りを購入した方が安いです。

こちらが1つ入りです。快適温度が0℃になっています。

アドベンチャースリーピングバッグはいろんなタイプがあります。私が購入したのは足元がフリース素材になっているフリースフットアドベンチャースリーピングバッグ/C5です。
快適温度は5℃で2つ入りが1万円くらいで購入できます。さらに近所のヒマラヤスポーツで2000円引きのセールをやっていたので8000円くらいで購入することができました。とても満足です。

丸洗いできるのも嬉しいポイントでした。春夏で使用して汗かいても洗えなかったりクリーニングに出したりするのは嫌だったので丸洗いできる点は助かります。

ロゴスの丸洗い3セパレーターも候補に残っていました。

これは3層構造になっていて全て分割することができます。上と下で完全に分解できます。
構造上は同じシュラフを2つ用意すると連結することができるのですが、完全に分割できてしまうため、連結するとファスナーの位置が下にきてしまいます。
ファスナーが下にくるとそこから冷気が入りこんでしまうので、保温性が下がってしまいます。

このシュラフは分割するとブランケットみたいに使えたりできるので、シュラフ以外でも使えるのが魅力だったんですが断念しました。

2枚つなげてみる

これはシュラフ1つです

2枚のシュラフを繋げてみます。手前側にジップが付いていて開閉できます。奥側はジップが付いていません。二つ折りされている状態です。

シュラフの下はフリース素材になってます

シュラフの下部は裏地がフリース素材になっていて暖かいです。

この向きであお向けに寝た場合、ジップは左足まで開くことができます。

2枚重ねました

ジップを全開にしたシュラフを二枚重ねて、両サイドをジップでつなぐと大きなシュラフの完成です。

シュラフのつなぎ目部分はこんな感じです

ジップのつなぎ目から冷気が入ってくるのがちょっと残念ですが、両サイドは親が固めて真ん中に子供を寝かせるスタイルにします。

使った感想

ジップはこんな感じです。比較的開けやすいです。

秋に購入したのでまだファミリーキャンプでは使用していません。予行演習として2枚のシュラフ繋げた状態で家で使ってみました。肩部分に隙間ができて少し心配になるくらいです。子供の寝相が良ければ大丈夫でしょう。

11月中旬のソロキャンプで使った感想としてはめちゃくちゃ暖かったです。2重のシュラフはかなり暖かいです。夜はぐっすり寝ることができました。
2重にしているのでシュラフの中は狭い感じはしましたが、マミー型よりは自由度はあると思います。
後はウレタンマット等あれば地面のごつごつ感も抑えられ完璧だと思います。

デメリットとしては収納サイズが大きいことです。小さくまとめてもΦ27×38cmあります。これが2つ分となると邪魔だなーと感じます。

収納するときは半分に折ってくるくるすします

この収納問題さえ気にならなければとてもいいシュラフです。

まとめ

フリースフットアドベンチャースリーピングバッグ/C5はコストパフォーマンスがとてもいいです。キャンプで川の字になって寝るならとてもおすすめです。
寒さが心配な場合は家から毛布等、持って行けば大丈夫だと思います。

コメント

  1. […] […]

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